カンボジア Tabitha学校再建プロジェクト 2013/11/21

二日目。本日の旅程第一はTuol Sleng Genocide Museum (虐殺犯罪博物館)。クメール・ルージュ支配下のカンボジアにおいて設けられていた政治犯収容所跡だ。
朝から憂鬱な気分になりそうだが、現在のカンボジアを理解する上で必要な歴史の一ページ。
1976年頃から2年9ヶ月の間に14,000~20,000人が収容されたと言われ、そのうち生還できたのは8人(現在身元が分かっているのは7人)のみであった(これまでは7人とされていたが、2007年、別の刑務所に移送されたため生き残った女性1人が名乗り出た)とのこと。
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壁にかかっていた拷問部屋の写真。顔を背けたくなる。
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拷問器具あれこれ。現在の価値観で歴史を判断してはいけないとは思うけど、人はこんなに残酷になれるのかと絶望する。日本でも戦時中はこんなことがあったんだろう。
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滅入った気持ちを振り払いつつ、Tabitha(NGO)の事務局へ行きこれから向かうバタンバン州のBort Sara村に出発するに際し、カンボジア人の文化や習慣についてレクチャーを受ける。
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カンボジアでは、男は男しか触れず、女は女にしか触れないので、西洋文化のように異性間でのハグなどは求めないようにと釘を刺された。また、体の部位で頭は最も神聖なものとされ、小さい子の頭をなでたりすることは決してしないこと、と説明を受けた。ここまでは旅行ガイドブックにも書いてあったので知っていたが、2歳以下の子供を抱きかかえている母親から、子供を抱かせてもらったりすることが西洋ではあるが、ここでは絶対にだめ。一度抱いた子供を母親に戻すことはできないというのだ。抱いた子は、あなたが受け入れた、つまり養子として受け入れたという意味になるという。一通りの説明後、みんなに水と頭に巻くストールが配られた。

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午後のバンでの6時間ドライブ前にランチ。植物生い茂るレストランでしっかり食べとこ!調度は中華風だった。
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ちょっと青臭いココナッツもうまい!
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さて、いよいよこの旅の辛いところ、プノンペンからバタンバンまで約300kmをバンで6時間掛けて移動。GoogleMapでは所要時間が4時間半だが我々は洪水の後ということで少し遠回りするルートを取ったと後で聞いた。
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途中、車内から見えた光景。ここでは車の屋根も座席なのであーる。
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信号がないからいいけど、車の減速時には慣性の法則により彼は前へ吹っ飛ぶだろう。
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道中、APACメンバーそれぞれの国についての歴史や文化について、社長のトークで盛り上がり、暫しの歓談。社長の博学さと語彙の豊富さに感銘を受けた。こういう人がトップに居る組織はいいなと思う。

都市部を離れだんだんと風景が変わってきた。この湖は左手側にあったのでトンレサップ湖ではないはずだ。地図には左手側に湖はない。もしかして先の洪水でできた沼??だったり。
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見渡す限りの田んぼ。カンボジアは平坦な国土である。
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日が暮れ、みんな疲れて口数が少なくなった頃、田園風景が徐々に街に変わってきた。看板にはBattanbangという文字が見えてきた。夜8時ようやく、今夜の宿に到着。はぁー、くたびれたー!
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チェックインを済ませ、食堂へ集合。待ってました、Angkor Beer! 二日目終了。明日はいよいよBort Saraでの作業が待っている。
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