ケニア TUSK Safaricom Marathon 2012 6/29

6/29 早朝6:00からGame Driveに出た。
動物たちは日中は暑さを避けるため日陰に隠れているが早朝は活動的になる。車を15分も走らせるとクロサイ、象、キリン、シマウマが見れた。残念ながら僕のミラーレス一眼の望遠レンズでは遠くにいる動物はほぼ点にしか見えなく、写真を撮っても何が写っているのかわからない。

象の群れは朝食の時間。

早朝のドライブはまだ空気が冷んやり澄んでいて清清しい。

シマウマの群れに遭遇!

2時間程のGame Drive後、Campに戻り朝食をとってから、TUSKの活動Part2, Water Projectを見学しに向かう。

TUSK TrustはLewa wildlife conservancy community development programを通じて、水不足に悩むこの地域にダムを建設するProjectを支援した。このダムにより周辺の村に水を安定的に供給できるようになった。ダムと聞いていたので川の水を堰き止めたものを想像していたけど、丘の上にタンクが立っており、それがダムだとCharlieが説明した。

このタンクの下では地下水脈から水を引き上げていて、その水を周囲1.5 ~ 2km四方の畑に供給している。

このダムは周辺の村に住む約5000人の村人の生活を支えている。またこの村に住む子供たちの毎日10kmの道を水汲みに行かなければならなかった時間をなくし、勉強の時間に当てられるようになったという。最近では水を安定確保できるようになったおかげで、畑で採れる農作物を他の地域に売り村としての収益があがり、それによりこの村にも学校を建設することができるようになったという。
ダムが建っている丘から眺めた風景↓。この緑の境界線がダムから延びるパイプで水を供給できる範囲。奥の茶色い山はこの土地の原風景。

ダムの丘からしばらく見学していると、どこからともなく子供たちが集まってきて、自分の名前を言うだけの簡単な自己紹介が始まった。みんな英語を多少話せるようだ。子供達は我々が持っていたデジカメに興味を示していて、我々の一人が子供達にデジカメを貸してあげるとパチパチと撮り始めた。こんな片田舎の子供でもデジカメの操作方法がわかるようだ。

Warter Projectの見学が終わり、Maridadi Campに戻りランチという予定だったが、ドライバーのJosephの粋な計らいで、おみやげ屋に内緒で連れて行ってくれることになった。昨年のチベットの旅以来旅先の国の人々を代表する衣装を集めることが癖になり、今回のケニア旅行でもマサイ族の赤い民族衣装を買おうと思っていたけど、これまでの旅程では土産物を買う時間が全くスケジュールされていなかったので、半ば諦めていたところだったので、Josephのオファーはありがたい。
車で10-20分で着くと言っていたが30分以上かかってCurioShopというNtunbaniの小学校の近くの土産屋Curio Shopに着いた。ありましたぁ、マサイの赤いローブ、ついでに槍と盾も。店員が怪しげな日本語で語りかけてきて、全部でUSD$220だという。それはあまりに高すぎる。すると、いつものディスカウント交渉が始まる。$200,$180と言ってきたが、このクオリティではそれも高すぎる。結局そんなに高いなら別にいらない、$150じゃなければ買わない、と突っぱねると店員も諦め$150でいいというので買ってしまった。

14:30 Campに戻り遅めの昼食をとる。一休みして16:00から夕暮れ時のGame Driveに向かった。この最後のDriveでやっと危険動物ライオンを見ることができた。メスライオンだったが野生のライオンはやはり迫力がある。

17:00 明日のサファリ・マラソンの開会式及び説明会が行われた。現地ケニアのナショナルチームのマラソン選手も出場するという。僕のようなにわかランナーがトップアスリートと一緒に走れる機会なんてそうそうあるものじゃない。プロのアスリートの走りを見れるチャンスにワクワクしながらCampに戻る。

お肉たっぷりのディナーを採って明日の大会に備えて早めの就寝。

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ケニア TUSK Safaricom Marathon 2012 6/28

朝5:00 ルームサービスの朝食の配膳により起床。ベーコンとソーセージのサンドイッチと2種類のフルーツジュース。相部屋のNさん曰く、本国イギリスでは今ではあまり見られなくなった伝統的な英国式Breakfastは旧植民地だったアフリカやインドに、このようなスタイルでかろうじて残っているとのこと。風邪を引いても食欲がなくなることのない僕の胃は、昨晩の酒もなんのその、朝からしっかり完食。ごちそうさまでした!

6:00にエントランスに集合してバスに乗りWilson Airportに向かう。Wilson Airportからセスナ機に乗ってLewa Wildlife Conservancy(Lewa野生動物保護区)に乗り入れる。

セスナ機に乗るのはこれが初めて。狭い機内に乗り込むと女性の機長のあいさつがはじまる。そして前方のプロペラがブルブルと回り始めると、ジャンボジェット機では味わえないワクワク感が襲ってくる。

離陸直後から動画撮影しようとしたら、いきなりの機器のトラブル。不良なセクターができてしまったmicroSDでは、空き容量があってもそれ以上書き込みができなくなってしまった。急いで別のカードに差し替え何とか撮影できた映像はこちら。雲がすぐそばに感じられる。

一時間ほどのフライトで、いよいよLewa空港に着陸。空港といっても野っぱらの草を払っただけの土の滑走路ですけど。

Lewa Wildlife Conservancyの場所はこちら。

大きな地図で見る

Lewa空港の脇に生えていたウィスリング・アカシアというトゲトゲの植物。この植物の実は丸くて真ん中に穴が空いていて、風が吹くと口笛を吹いたような音がなるので、その名がついたとドライバーのJosephが説明してくれた。このトゲ触ってみると結構硬い。刺さったら痛そう。この辺りにはこのトゲトゲが沢山生えている。何万年もの間動物たちに食べられて続けると、植物のほうでも自己防衛のためトゲを生やすようになるんだと感じた。

ここからは、Lewa空港に待機していたドライバーの車に乗り、マサイ族直営のMaridadi Campに移動。

そこはマラソン会場の直ぐ近くで大会までの3日間をこのキャンプで過ごす。キャンプまでのサファリ・クルーズを小一時間楽しんで昼過ぎに、目的地のMaridadi Campに到着。

テントに泊まるなんて小学生の頃の林間学校以来かもしれない。なんとなく気分が盛り上がってくる。

このテント、中はTwinで僕のテントは同僚のKenさんと同じ54番。実は54番テントは傾斜のある面に立てられているため、ベッドもテーブルも斜めに傾いている。外出時はしっかりとジッパーを閉めないとサルがジッパーを開けて中に進入し、物を持ち去ってしまうのでくれぐれも気をつけるよう説明を受けた。ここは赤道直下で日中は非常に暑くなるので水分補給は欠かせない。1テントにつき毎日2本の水ペットボトルが支給されることになっている。

荷物を降ろしたら早速食堂でランチ。この真っ赤な装いは、、、なんとマサイの男がバイトしている。

食事はすべてバイキング。ケニアだしアウトドアだしゲテモノが出たりするのかと思いきや、お肉にサラダにフルーツとより取り見取りの品揃えで、しかもおいしい!おかわり2回、思わず食べ過ぎてしまう。

青空レストランのテーブルを囲んでみんなでランチ。食後に一休みしてからTUSKの活動を見学しにいく。

14:00 Charlie(紺のポロシャツを着ている人↓)を中心に活動しているTUSKの活動の一環を紹介してくれるとのことで、到着したのはこのRugusu Primary Schoolという小学校。TUSK Trustは2011-2012にLewa Education Programを通じてこの学校に教室、職員室、キッチン、食堂、水周りの整備を支援した。

我々が到着すると、それまで校庭で遊んでいた子供たちが集まって「ジャンボ」と挨拶。この小学校には現在230人程の生徒が通っている。子供たちの表情がなんとも素直で感銘を受ける。

子供たちが歌と踊りで歓迎してくれた。アフリカ人はやはりリズム感もノリもいいね。

低学年のクラスの授業風景。この日は外国人の我々が訪問しているため子供たちはかなりテンションがあがっていて落ち着きがない様子だった。

高学年のクラスは少しアカデミックで、我々と質疑応答の時間を設けてもらった。我々がどのような仕事をしているのか、彼らは将来どのような仕事につきたいのかなど。医者やパイロットという高い目標を聞かせてもらった。Asset ManagerやITっていうのはさすがになかったけど。

この日はもう一校となりのNtunbaniスクールにも訪問した。見るからにこちらのスクールは貧しい。Lewa Education Programからの寄付金の振分けがまだこちらのスクールにはあまり届いていないそうである。

教室内の設備もRugusuと比べてかなり劣る。でも子供たちの目の輝きはRugusuの生徒と引けをとらないことに感銘を受けた。

16:30 Maridadi Campに戻り、マラソン大会に向けての調整のため、トレーニング・ラン。4km程の距離だが気になっている右ひざの痛みが再発して、ビリから3番目でゴール。本番前に不安を残す形になった。
Campに戻り着替えて、夕暮れのGame Driveへ出発。

サファリに降りる夕暮れもまた乙なもの。時間帯によって出会える動物が異なるためこのようなスケジュールを組んである。

この日は英国王室のウィリアム王子とケイト妃にゆかりのあるWedding Hillという丘に車を止めて軽食。丘から沈む夕日を眺めながらTUSKERで乾杯。バイト中のマサイ君もここまで来てくれた。こんな贅沢も世の中にはあるんだねー。しかしサファリは日が暮れると急に冷える。とてもTシャツじゃいられない。

19:00 真っ暗なサファリの中を車を走らせCampに戻り、夕食をとり過密スケジュールの第2日を終えた。

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ケニア TUSK Safaricom Marathon 2012 6/26 – 27

6/30に催されるTUSK Safaricom Marathon 2012に出走するため、ケニアに行ってきた。
アフリカ旅行は今回が初めて。現在お仕事をさせてもらっている企業がイギリスに本部のあるTUSKという自然環境保全団体のスポンサーとなっている関係で、このような機会を得ることが出来た。
ケニアに入国するには各種予防接種が必要とのことで、僕も破傷風、A型肝炎、黄熱病予防接種を4月頃から受け始めた。

6/26 21:20のEtihad航空にて、Abu Dhabi(UAE)を経由してNairobi(Kenya)に向かった。


成田からAbu Dhabiまで10時間強のフライトとなったが、石油ジャブジャブUAE国営航空Etihadの機内は充実していて、映画のモニターだけでなくUSB, LANポート、コンセントが座席に搭載されていて充電可能。もちろん僕はiPhoneを充電しつつ映画三昧。
Chronicles, Time Machine, J Edgar, John Carterと立て続けに観ていたが、最後のJohn Carterのクライマックスの前でトランジットのAbu Dhabiに到着。ここで6時間待ち。

イスラム教文化圏のAbu Dhabiでは悪の元凶の酒は飲めないかなぁと危惧していたけど、ビールをGetできた。USD$11と高めだけど背に腹は代えられない。

6時間をAbu Dhabi空港内のベンチで仮眠して過ごし、9:30(現地時間)にNairobi行きの便に搭乗した。機内映画が観れるようになるやいなやJohn Carterを探してクライマックスまで早送り、最後まで見ることができた。その後Hugoを観ていたら、1:30(現地時間)Nairobi空港に到着。空港では、別便で来ていたメンバーと合流して、用意されていた車に乗り込み、一路今夜の宿Norfolk Hotelに向かう。道が込んでいてなかなか進まない。空港からホテルまで15分と聞いていたのに、結局1時間ほど掛かってしまった。ホテルに着いたの頃には3時を回っていた。カウンターで全員のCheckInをしようとすると全員分の予約が入っていないという。あわててTravel Agentに支払ったInvoiceを見せ支払いが済んでいることを確認してもらった。

CheckInして部屋に案内されたのは3:40。ここから最初の予定、Nyumbani Houseへ訪問するため、16:00にホテルのエントランスに集合してタクシーで向かった。Nyumbani Houseは孤児院で、親に捨てられたり、両親がHIV患者で自身も生まれつきHIVに感染している子供たちをケアする民間施設。ここに会社でみんなに寄付してもらった衣類や文房具を寄付しにいく。

16:30頃に施設に到着。院長のシスターメアリーと面会して日本から持ってきた衣類や文房具を手渡しした。


シスターメアリーがこの施設の始まりとこれまでの活動実績を説明してくれ、今まで集まった寄付金でできたものを紹介してくれた。ソーラーパネル、子供たちの住むエリアのリフォームなどに寄付金が当てられていることを知った。

一通り見学を終えて、Nyumbani Houseを後にしてNorfolk Hotelに戻り、ホテルのレストランで夕食。ケニアにはTUSKERという地ビールがあってみんなでそれを注文して乾杯し、初日を無事に終えたことを祝った。

TUSKERでお酒モードに入ってしまったHさんと僕は、食後に旅の疲れも癒えぬままホテルのバーで飲み直し。現地の酒を味わいたく、「ケニアならではのお酒は何ですか?」とバーのホールスタッフに聞いたところ、「ダワ」というカクテルを勧めてくれた。ダワとはスワヒリ語で『薬』という意味だそう。サトウキビとRamのカクテル。Hさんと2,3杯飲みながらケニアの印象や今回のサファリ・マラソンについての意気込みを語らいつつ、初日を終えた。

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